初心者プログラマのための、「そもそも統合開発環境ってなんなんだ!」
名前からして、すごいお値段高そうです。
少し話が逸れますが、ゲーム開発現場の話って聞いた事ありますか?
開発費用がすごいですよね、うん千万〜うん百億とか。
最近発売された、GTA5で最高額だったはずで、264億とかぐらいだったと思います。
ただ、実際にそれ関わるのは、ディレクター、企画、開発職、グラフィッカー、マーケター、声優だったりといろんな人やいろんなコストがかかる訳で、最終的な費用が264億となります。
「開発費用だけで!?統合開発環境なんて何億するの!?」と思うかもしれません。
実際には、普通のプラグラマになる人にはあまり関係ない金額だったりします。
会計上、人件費、研究開発費、プロモーション費、ソフトウェア・ライセンスetc,色々な経費のトータルでこうなります。
じゃあ普通のプログラマの人の関わる統合開発環境はおいくらぐらい?となると、基本無料です。
(すごい事をする場合は有料になります、ただ普通に使う分にはすごい高いものはそれほどないです)
じゃあこの統合開発環境とは一体なんなのか?
少しでも本を読んだ事がある人なら理解ができるかもしれませんが、
・コードを書いてみましょう。(これが普段する作業です)
・表示画面を作りましょう。(実際に使う人が見る画面です)
・コンパイラに通してデバッグしましょう。(問題がないかをチェックします。)
・実際にコンパイルしましょう。(パソコンで動くものを作ります)
・起動してみましょう。
のような流れになっているかと思います。
(PHPなど、WEB開発はちょっと変わってきます)
プログラムというのは、書いただけではダメで、基本的に、書く、デバッグする、コンパイルする、実行する、という一連の流れがあります。
統合開発環境というのは、この一連の流れを一つのソフトでやってしまおう、というものですね。
プログラマとしてコードを書く、というのも大事ですが、作ったモノを使う人が見る、あるいは操作する画面を作るというのも大事な事です。
その画面を作成するのを簡単にしてくれるものを提供してくれたり、コードを書くのを楽にしてくれる、デバッグもついでに!という役割を持つのが統合開発環境です。
ですので、統合開発環境という言葉はそれほどすごい意味はなく、何ならwindowsのメモ帳+αでできてしまう事がほとんどです。
ただ、作業効率や楽な部分は圧倒的に変わってくるのは確かなので、無料のものがあればなるべくそれを使わせてもらうというのがいいと思います。
自身がやりたい言語に合わせて開発環境を構築するのは、開発者にとって必須となるスキルでもあります。
そのため、最初は難しい内容が書いてありますが、とりあえずその書いてある通りにインストール〜設定をすれば大体動きますので、自分が「ちょっと使いやすいかも?」と思うものを探しながら使ってみてください。
個人で開発しようと思った時には、よほどの事がない限り費用はかからないと思ってもらっても大丈夫だと思います。
気になる方は、VisualStudioExpress+Cとか、Eclipse+Cとか、Java+Eclipseとか、Googleで調べてもらってもいいかもしれません。
ただ開発というのはそれほど難しい(高価な)物を要しないという事だけ、理解してもらえれば大丈夫だと思います。